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お知らせ 21年7月~12月

府中市の公費でHPVワクチン接種可能ですよ

2013年よりHPVワクチン積極的勧奨が差し控えられてきましたが、11月26日に厚労省がこの“積極推奨差し控え”を中止することを発表しました。
2022年4月よりHPVワクチン(子宮頸癌ワクチン)積極的推奨“再開”が決定しました。

つまり “積極的にHPVワクチンの接種検討してください” !!!

 

国として「積極的HPVワクチンの勧奨」へ舵を切ってくれたこと、大変重要です。産婦人科医、小児科医が声をあげ続けて8年間かかりましたが、これで子宮頸癌を予防できることは産婦人科医としてはただただ嬉しいです。

 

HPVワクチンは、2013 年 4 ⽉に定期接種化されたものの、接種後のさまざまな症状への懸念のため、同年 6 ⽉から積極的接種勧奨の差し控えとなりました。世界中でこのワクチン接種で子宮頸癌・子宮頸癌前がん状態が減少している報告が相次ぐ中で⽇本では何も議論されないまま8年以上が経過してしまいました。その結果2002 年以降に⽣まれた世代の女性のHPVワクチンの接種率は1%未満に低下し、現在若年女性の子宮頸部細胞診異常は増加しています。

 

今年より科学的知見で厚労省の副反応検討部会と医薬品等安全対策部会安全対策調査会で繰り返し議論が行われ、この度「最新の知見を踏まえ、改めてHPVワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められた」と結論。
その上で、「引き続きHPVワクチンの安全性の評価を行っていくこと、接種後に生じた症状の診療に係る協力医 機関の診療実態の継続的な把握や体制強化を行っていくこと、都道府県や地域 の医療機関等の関係機関の連携を強化し地域の支援体制を充実させていくこと、HPVワクチンについての情報提供を充実させていくこと」
また、積極的勧奨の差し控えにより無料接種のチャンスを逃した人への救済策「キャッチアップ接種」については、議論を開始する!!!
本当に待ってましたという、安心な手順・サポート、政策を発表してくれました。

 

当院でも府中市の公費のHPVワクチン接種可能です。小6-高1の女子は無料で接種できます。また、公費対象外の年齢でも自費でのHPVワクチンの接種も可能です。HPVワクチンについて相談・質問ありましたらお気軽に電話で外来予約できます、お待ちしています。

 

府中市HPVワクチン (まだサイト内は積極的推奨に更新されていませんが)
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン予防接種について 東京都府中市ホームページ (city.fuchu.tokyo.jp)
わかりやすいリーフレットです

 

東京小児科医会作成 HPVワクチンレーフレット
hpv_2021.pdf (taog.gr.jp)

 

詳細に知りたい方は
日本産婦人科学会 子宮頸癌とHPVワクチンに関する正しい理解のために
子宮頸がんとHPVワクチンに関する正しい理解のために|公益社団法人 日本産科婦人科学会 (jsog.or.jp)

 

 

この記事を書いた人

井澤 美穂

産婦人科 医師

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