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お知らせ 21年1月~6月

「midwife」

こんにちは。
産科病棟は、ここ数日分娩が少なく、落ち着いていますが、そう言っていると、翌日から急に忙しくなったり…潮の満ち引きの如く、波のあるのが産科です。

今日は、最近観たイギリスのドラマについて書きます。
stay homeで、読書、映画やドラマ鑑賞の時間が増えました。
入院患者様から、オススメの本、ドラマを教えていただくこともあります。
国内派だったのですが、最近観ているのは、「call the midwife」というイギリスのドラマです。
「midwife」って何?と思った方が多いと思います。
midwife=助産師です。助産師は看護師でもあるのですが、nurseやdoctorに比べると、知名度が低いです。
「call the midwife」は、1950〜1960年代のロンドンの下町を舞台に、「ノンナートゥスハウス」の看護師、助産師たちが奮闘するドラマです。

たくさんの分娩シーンがあるので、生まれたての赤ちゃんってどんなの?へその緒ってどんなの?と思う方にはオススメ、というか結構リアルです。
ドラマなので、陣痛の時間は実際より短いです。

※画像は https://www.amazon.co.jp/コール・ザ・ミッドワイフ-ロンドン助産婦物語-字幕版/dp/B08SMQ9QR7 より引用

ドラマでは、自宅分娩の介助が多いのですが、妊婦健診でのエコーも、胎児心拍モニター(NST)もないので、生まれるまで性別が分からないのはもちろん、無事生まれた〜と思ったら、実はもう1人お腹にいて(双子!)、しかも逆子だったり、赤ちゃんが生まれても泣かなかったり…そのような分娩を医師なしで、助産師ひとりで立ち会うので、観ているとドキドキします。
その分、助産師は安全な分娩のために、五感をフルに働かせ、身体を張っています。

榊原記念病院では、妊婦健診で毎回超音波検査を行い、定期的に詳しいスクリーニング検査を行い、入院したら胎児心拍モニターを装着し、分娩には必ず医師が立ち会っています。
無痛分娩も増えて来ています。
特に当院の医師は、小さなことでも、妊産婦さんのところに足を運んでくれるので、妊産婦さんも、私たちも、安心して出産の経過を見守ることができていると感じます。

それでも、妊産婦さんに寄り添い、妊産婦さんの異常の早期発見や、不安を取り除くことは私たちの仕事ですので、医療技術とも付き合いつつ、細やかな観察も忘れないようにしたいと、改めて思います。

その他、予定外の妊娠、想像妊娠、授乳がうまくいかなくて産後うつ、麻酔を使った分娩が賛否を呼んだり…と、年代や国が違っても、似たような問題はあるのだなぁ、と考えさせられます。

妊娠、出産の話だけでなく、登場人物が魅力的で温かいので、心がほっこりします。日々の業務に忙殺されたり、責任の重さに押し潰されそうでも、この仕事ができていることを誇りに思えます。

コロナ禍にて制限の多い日々で、人との交流も少なく、不安な日々を送っている妊産婦さんも多いのではないでしょうか。
妊婦健診や入院中など、遠慮なく、私たちにお声かけください。
当院産科には、個性豊かな助産師と看護師がおります。それぞれの得意分野を活かして、サポートさせていただきます。

この記事を書いた人

野本みなみ

助産師

一言メッセージ

自分の出産時、助産師の友達に介助してもらったのは良き思い出です。