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お知らせ 21年1月~6月

風疹ワクチンについて

連稿すみません。井澤です。
右手負傷後4週間が経過し、無事にギブスがとれました。
身軽にもなりホッとしています。

 

前回HPVワクチンについてアップしました。
ワクチンといえば、今は新型コロナワクチンですが、今回は風疹ワクチンについて書きます。

 

風疹ワクチンは風疹の予防のために最も有効な予防法です。
風疹とは風疹ウイルスによって引き起こされる感染症で発疹、発熱、リンパ節腫脹が主症状です。
無症状の場合もあります。
風疹は子供がかかる感染症と思われがちですが、最近の日本では大人の発症が多く報告されています。
大人がかかると症状が長引いたり、重症化することもあります。

 

風疹で最も注意したいのが、妊娠中の感染です。
妊娠20週以前に風疹に感染すると、おなかの赤ちゃんも風疹ウイルスに感染してしまい、難聴や心疾患、白内障等の特徴をもつ先天性風疹症候群の赤ちゃんが出生する可能性が高くなります。

このため、これから妊娠を希望される方は、風疹ウイルスに対する抗体(免疫)があるのかをまず検査していただき、抗体がなければ風疹ワクチンの接種をしてください。

 

これにより、先天性風疹症候群の赤ちゃんを予防することができます。
※風疹ワクチン接種後2か月避妊が必要です。

なお、現在妊娠を希望する女性(同居者も対象)に対しては風疹抗体検査、風疹ワクチ接種の無料・助成措置をとる自治体が多いです。

 

まずは、居住地の市役所・保健所にお問い合わせください(自治体HPに詳細アップしている自治体も多数あります)。
すでに妊娠されていて、風疹抗体が低いかたは、妊娠20週ころまでの注意点を主治医と相談しつつ、分娩後の風疹ワクチン接種を行ってください。

 

風疹ワクチンは、産婦人科ではHPVワクチンと同等に大事なワクチンです。
ワクチンで病気を予防することは将来の幸せにつながっていきます!

 

 

この記事を書いた人

井澤 美穂

産婦人科 医師

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