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お知らせ 20年7月~12月

無痛分娩

産婦人科の井澤です。
突然ですが、榊原記念病院では、希望があれば無痛分娩に対応していますよ!!!リスクがないわけでないので、無痛分娩希望者には事前に教室・検査等がありますが。

 

私は一人目を米国で出産しました。一応、陣痛・分娩がどれくらい痛いのかを経験することが私の中の産婦人科医のプライドとしてあったので、無痛分娩を希望せず頑張る予定でした。

ですがあまりにも痛く、担当医に、“無理です。なんとかしてください”と泣きつきました。さずが米国、鎮痛剤の注射をしてくれ、痛みが緩和されなんとか分娩することができました。

 

「無痛分娩=甘え」「分娩とは産みの痛みは必要」「痛みを経験してこそ母親だ!」という風潮・考え方が日本にはまだあります。しかし、無痛分娩が多い国では、陣痛の痛みは取り除くことができるのであれば取り除いた方がいい、という考え方が普通になっているようです。英国では20.8%(2012年)、米国では41.3%(2008年)、フランスでは65.4%(2016年)で無痛分娩が行われています。

 

自分の出産以外にもたくさんの分娩現場に立ち会ってきましたが、個人的には、陣痛の痛みは不要だと思っています。陣痛や出産の痛みで疲れ果てて、出産後に赤ちゃんを抱きしめることができない妊婦さんを実際に何人も見てきました。(私も一人目の時、その一人でした。)そのため、痛みや疲れの少ない無痛分娩により、分娩直後にしっかりと赤ちゃんを抱きしめることで母親としての自覚が強まったり、感動を家族で分かち合ったりし、育児のスタート、上の子との新しい生活がより身体的に元気な状態で開始できると、すてきだなと思います。

 

無痛分娩であっても、普通分娩、帝王切開であっても、妊婦健診の際に医師、助産師、看護師にバースプランを含めて希望事項がありましたら、ぜひご相談ください。分娩は妊娠のゴールでなく、新しい家族のスタートです。それがより素敵なものになるようスタッフ一同でサポート致します。

この記事を書いた人

井澤 美穂

産婦人科 医師

一言メッセージ

2021年のスケジュール帖を購入しました。 2020年もあと3か月!! “終わりよければすべてよし”頑張ります💪